2018年04月08日

牛乳をあえて飲む理由はもうない 牛の苦みを終わらせよう

酪農場にどんなイメージがありますか?広大な放牧場を牛が好き勝手に歩き回り、1日を草を食んだり横になって過ごしている風景を想像するかもしれません。

また牛乳は牛からお乳を少しもらうだけだから、食肉ほど残酷ではないと思っている人がいます。

しかし現実は全く違います。

乳牛は畜産動物の中でも最も過酷な一生を過ごす動物かもしれません。



人が酪農場に放牧のイメージを持つのは、繰り返されるCMや牛乳パッケージの影響かもしれません。

動物愛護団体ARCによると、全国飲用牛乳公正取引協議会は、食品表示法の改定に伴い、放牧していない牛から得た牛乳のパッケージに、放牧場などの画像を使用してはいけないという規定を2017年末から施行しました。(但し「イメージです」などの注釈があればよい)

約7割の酪農場が1年を通じて放牧をしない「つなぎ飼い」をしているそうです。

東北の震災のときに、つながれた牛が餓死している姿が報道されましたが、まさにあの状態です。乳牛は糞が落ちた不潔なコンクリートの上で、座るか立つかしかできず、エサを食べるときも寝る時もずっとつながれたままです。



乳牛とは、お乳がずっと出る品種なんでしょうか?

乳牛も妊娠をして出産後10ヶ月ほどしかお乳はでません。ですから酪農場の牛は繰り返し何度も人工的に妊娠をさせられます。

生まれた子牛を生後まもなく母牛から引き離し、人工哺乳に切り替えます。子牛と母牛の絆は強く、一晩中子供を呼び続ける母牛の声が聞こえるそうです。

メスの子牛が生まれれば母親と同じ乳牛になる運命に、オスが産まれれば子牛の肉になります。子牛の肉は酪農の副産物です。

また子牛のうちに神経の通った角を切り取ったり焼ききる除角が行われます。当然非情に強い痛みを与えます。



このほかに、酪農場ではより濃厚で多くの牛乳を牛からしぼりとるため、完全な草食動物である牛に、とうもろこしなどの穀物が与えられています。

酪農場の乳牛は人為的操作で本来の10倍近い乳量を作り出すそうです。

こうした不自然な飼育方法や環境が、牛に苦痛を伴うさまざまな病気を引き起こします。そのため常に抗生物質や抗菌剤が投与されています。



牛の寿命は本来20~25年で、10年ほどお乳を出しますが、工業式畜産の過酷な環境では、牛乳の生産率が低下する時期の生後数年で殺されます。

しかし磨り減った乳牛の肉は、人間の食用にはあまり適さず、安いミンチ肉やペットフードになります。



近年先進国では牛乳離れが進んでいます。日本の若者は牛乳よりお茶を好み、お茶の売れ行きが伸びているそうです。

また妊娠中の牛の乳に含まれるホルモンが発がん物質であることや、牛乳はアレルギーの原因物質であること、日本人の多くが乳糖不耐であること、抗生物質が含まれていること、骨粗鬆症・発達障害・心臓病・白内障の原因になることなど、多くの理由から牛乳が完全栄養食という過去の神話は崩れ去り、健康のために牛乳や乳製品を避ける人が増えています。

のんびりとした放牧場とは真逆の過酷な環境で、母牛と子牛が苦しんだその代償に得られる牛乳や乳製品を、人間があえてとる必要はもうないのです。

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牛乳はもういらない 過酷な乳牛の一生を知っていますか? by
chickpea(CW)

[鈴木社長のコメント]
最近は牛乳の代替として豆乳飲んでます。豆乳の方が常備しやすいのもあり、気に入っています。無調整豆乳は苦手なので調整豆乳ですけど。

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Posted by cari.jp at 13:01